忘れない手帖

個人的に忘れてしまいそうなことを綴る

自分の人事評価がまるわかり

課長になって元上司からサーバーにあるファイルを引き継いだところ、自分の人事考課がそのまま保存してあり、元上司の間抜けさが改めて露呈するとともに、一体どんな評価がつけられてきたのか読んでみた。もちろん、自分の評価だし、現在それを閲覧する立場にあるので問題ない。

私が今の部署に配属されてから2年目(今から5年前)の記録から保存されてた。
A〜Eの5段階。

5年前 上期B 下期C

この頃は、上期:広い視野を持ち企画力はあるがケアレスミスが多いとコメントされている。下期:必死さが足りない、業務について期限を守り取り組むことができていないとある。この時、私に与えられていた仕事は今現在派遣さんがやっている、文房具の発注、作業服の発注、人事情報活用チームである。これをどう工夫して良くしたらいいのか未だに分からない。C評価のため賞与が下がりかつ全社員に出るはずの報奨金も出ずなぜですかと上司に事情聴取すると、隣の課の一人主任の男性とチームを組まされていた人事情報の活用について、男性が全く仕事をしなかったのにも関わらず彼が私が仕事を全くしないという内容のメールを上司に送っているということが発覚。この下期のC評価が覆ることもなく、単純にその男性からのメールを信じた上司とその男性をいつか奈落に突き落としてやると誓いそのままで半年以上煮えたぎる思い出仕事をしてた。
ちなみにこの男性は私が課長職に就いてから組織改編案を作り私の視界から完全に遠ざける事ができた。仕返しが正当な方法で認められたので良かった。
ここで仕事があまりにも面白くないのでそのまた上司の部長に、大学に行き直す宣言をし、本当に大学に編入した。ここから学業と仕事の両立が始まる。

4年前 上期B 下期B 

この時の上司コメント、上期:当社社員には稀な企画力やアイディアの提案力がある。新しい取り組みについても臆せず取り組むとある。下期:引き継ぎを受け健康管理や勤怠管理についての取り組みを積極的に社内へ展開したことは評価するとある。引き続き煮えたぎる思いで仕事をした結果、不要な不動産をいくつか売り払うという提案をし販管費を大幅に削減したのが評価されB評価に戻る。しかし、B評価に戻るも一旦C評価をいただいたため連続Bとは違い若干賞与も当初水準に戻らず改めて上司に「もとに戻んないじゃねーかよどーしてくれるんだよ」と悪態を本気でついてた。そんな時遠く離れた同期は相変わらずA評価をもらい、賞与額はどんどん離れていき、もうどうしたらいいのか分からないながらも異動により衛生面での仕事を与えられたことによりちょっと仕事自体がおもしろくなってきて、全社に向けの仕事をすることになっていく。
大学に入り直してから急に仕事も忙しくなる。

3年前 上期B 下期B

この時の上司コメントは上期下期ともに他者への良い影響力を持つ稀有な存在と書かれている。ここで憎憎しい上司が異動になる。この異動の連絡を受けた夜、友達に会って本気で嬉し泣きをしたのを覚えている。ほんとに嬉しかった。この上司がいなかったら仕事はもっと楽しいと思ってた。そして課全体からも嫌われていたのでみんなでの送別会はそりゃー盛大にお祝いした。

入り直した大学も卒業し、次の美大編入、この会社にいる間は大学と二足のわらじを履き続けると決める。

2年前 上期B 下期B

新しい上司がやってきて見た目がナイス・ガイだったこと、以前経理でお世話になったことがありその時の一瞬の印象が良かったのもあり、みんなも良い人がやってきた!と喜ぶ。が、3ヶ月もするとあれ?様子がおかしいぞと気づく。女好きと酒飲みの典型的なお太鼓持ちタイプだったのもあり仕事はしない、部下の仕事に興味がない。従来からの評価を覆すこともできず、上期下期がBなのはたいして考えて評価していないからであろう。産前産後で半年以上休暇を取った同僚がA評価で、毎日通ってた私がBというのにも納得できなかった。でも新しい上司はあらゆる事に緩かったおかげでお休みが取りやすかったというのもあり、美大の実習は平日休めてスムーズに進んだ。

1年前 上期B 下期B

上司コメント:マネジャー昇格を見据えた若年層への指導を評価するとある。誰も面倒みないから仕方なくやっていた事を言っているみたいだ。

このブログにも書いた、この上司が来年はマネジャーに昇格だよと言いながらもすぐさま却下を受けた悪夢の年。ほんとうに意味がわからなかった年。課長自身が自滅して大変だった年。そしてこの年にマネジャーになれなかったら来年課長以上に昇格していなかったら会社を辞めようと決めていた。12月頃から転職活動をしようと決めて内定までもらったけど、年度ギリギリにマネジャーに昇格し、役職を拝命した年。

結局わたしは一回もA評価は取れてないってことがわかった。
これって結構くやしいよ。